パネライの定価と、換金率表。2021版

昨今ブランド時計は全般で買取相場が乱高下した経緯があり、パネライにおいても売り時を探っている方は多いのではないでしょうか? そこで今回は、パネライをテーマに定価と、現在の換金率をご紹介いたします。
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目次
パネライの人気
90年代のデカ厚ブームで人気が過熱したパネライですが、現在はその熱気も落ち着きました。最近では女性誌でも見かけるなど、ミリタリー好き・時計愛好家以外からも注目を集めています。
TIPS:パネライについて
パネライは1860年に誕生。イタリア海軍への軍事用計器の納入を行う中で、現在のラジオミール・ルミノールのルーツとなる時計が誕生しました。
パネライの計器は軍事機密に属していたため、1980年代の終わりまで一般に知られることは無く、一般に発売されるようになったのは1990年代に入ってからでした。
その後まもなく時計業界には、パネライを筆頭としたデカ厚時計ブームが到来。パネライの知名度は、より高まっていきました。
パネライの中古市場での価値は?
さて、デカ厚ブームを経たパネライですが、他のブランドと比較をして、中古市場での時計の価値、リセールバリューはどれほどなのでしょうか?
パネライの時計を一部ピックアップし、定価と現在の換金率をまとめましたのでご覧ください。
パネライの定価と買取価格(2021年1月6日)を比較
パネライ ルミノール定価
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パネライのリセールバリュー
いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介したリストから見ると、パネライの換金率は50%ほどとなりました。これはオメガやカルティエなどに近い値となります。
また最も換金率が高かったのは、SS(ステンレススティール)・自社ムーブメント搭載・レストハンドのPAM00796で66%という結果になりました。
ブランド時計は全般でベーシックなSSが高い傾向にあります。貴金属ケースのモデルは販売価格が割高であったり、SSが普段使いしやすいことやが要因にあげられます。PAM00796はベーシックな3針・SSモデルであることに加え、比較的展開の少ないレフトハンドであることが人気で、換金率が高い要因となったのかもしれません。
パネライの評価
時計の質に加えて、印象的な歴史背景、一目でわかる意匠など、リセールバリューの高い時計に共通するポイントをもっています。
パネライでは、古いモデルに遡っても換金率が大幅に下がるモデルはそうそうありません。 前述の通り過度な人気は落ち着きましたが、パネライは、女性ファンが増えたり、ミリタリー好きや時計ファンには外せないブランド。 中古市場では需要が絶えず流行り廃りを超えて、「定番」として定着している感があります。
パネライの売り時は?
昨今の価格の動きとして昨年に定価変更が行われ買取相場は相対的に上昇しました。
次いで感染症予防のため経済が停滞し相場は下降し、経済が動き出すにつれ中判から下降前の相場にもどってきました。
現在のパネライの換金率は、感染生直前の相場と同等かそれよりやや高い時計もあります。
ブランド時計全般で、買取相場は不安定な状態ではありますが、中長期的に見てパネライの相場はまだ高いと言えます。
パネライは今が売り時といえるかもしれません! ご売却、買い替えをご検討でしたら、ぜひアンティグランデにご相談ください。
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