ロレックスのシリアルナンバー解説。製造年と刻印された場所

2018.02.20
ロレックスのシリアルナンバー

ロレックスのケースには通常、型式番号とシリアル番号が振られています。型式番号はリファレンス(ref)とも呼び、シリーズ・仕様別に共通のナンバーが刻印されています。一方でシリアルナンバーは個体ひとつひとつに番号が刻印され、重複しません。このシリアルナンバーは詳細に製造された年代を調べることや、ユニークな番号ですので盗難にあった際などの手掛かりとなります。

今回はこのロレックスのシリアル番号と製造された年代、そして刻印場所やわかる事についてご説明いたします。

目次

ロレックスの年式(製造年)とシリアルナンバー一覧表

まず、以下がシリアルナンバーと年式(製造年)を照らし合わせた一覧表となります。ロレックスが公式に発表しているものではありませんので、およその製造年となります。各シリーズの製造期間と照らし合わせると、どれが製造初期のものなのか、また最終品番なのかなど知ることができます。またご自分のロレックスの年式を調べるというのも面白いのではないでしょうか?

数字のみで構成されるシリアルナンバー

1927年
No.20190~
1928年
No.23969~
1929年
No.28290~
1930年
No.29312~
1931年
No.-
1932年
No.29312~
1933年
No.29933~
1934年
No.30823~
1935年
No.34336~
1936年
No.36856~
1937年
No.40920~
1938年
No.43793~
1939年
No.71224~
1940年
No.99775~
1941年
No.106047~
1942年
No.143509~
1943年
No.230878~
1944年
No.269561~
1945年
No.302459~
1946年
No.367946~
1947年
No.529163~
1948年
No.628840~
1949年
No.-
1950年
No.-
1951年
No.709249~
1952年
No.726639~
1953年
No.793930~
1954年
No.976195~
1955年
No.30634~
1956年
No.139400~
1957年
No.216821~
1958年
No.353343~
1959年
No.399000~
1960年
No.511687~
1961年
No.646900~
1962年
No.763663~
1963年
No.950000~
1964年
No.997436~
1965年
No.1193000~
1966年
No.1289727~
1967年
No.1554000~
1968年
No.1720977~
1969年
No.2060000~
1970年
No.2420000~
1971年
No.2728000~
1972年
No.3050000~
1973年
No.3523678~
1974年
No.3761535~
1975年
No.3886050~
1976年
No.4155863~
1977年
No.5008000~
1978年
No.5238376~
1979年
No.5952834~
1980年
No.6434000~
1981年
No.6594000~
1982年
No.7129351~
1983年
No.7862000~
1984年
No.8338000~
1985年
No.8624000~
1986年
No.9290000~
1987年
No.9863279~

アルファベットで始まるシリアルナンバー

1987年
No.R000000~
1988年
No.L000000~
1990年
No.E000000~
1991年
No.X000000~
1991年
No.N000000~
1992年
No.C000000~
1993年
No.S000000~
1995年
No.W000000~
1996年
No.T000000~
1997年
No.U000000~
1998年
No.A000000~
2000年
No.P000000~
2001年
No.K000000~
2002年
No.Y000000~
2003年
No.F000000~
2005年
No.D000000~
2006年
No.Z000000~
2007年
No.M000000~
2008年
No.V000000~
2010年
No.G000000~

数字とアルファベットが不規則に組み合わされたシリアルナンバー

2011年~
ランダム品番
 
 

以上が現在広くしられている、シリアルと製造された年代の表となります。

ランダム品番とは。シリアルのうつりかわり。

当初のシリアルは数字のみでしたが、1987年までにナンバリングに限りがみえたのか、同年から先頭にアルファベットがふられるようになります。初回はブランド名のスペルに近いRLEX~と順に振られていっているのがわかります。(Oが無いのは、数字の0と間違えやすいからだと言われています。)2010年になると、先頭にアルファベットを振ったシリアルも際限をむかえ、2011年からは、英数字が不規則に並べられたランダム品番が登場。現行モデルのシリアルナンバーは規則性がないランダム配列になったため、製造年代は特定がしづらくなりました。

シリアルナンバーが刻印された場所

ではシリアルナンバーはどこに刻印されているのでしょうか? 古いロレックスは、ケースからブレスレットを外した側面、ラグとラグの間(12時位置と6時位置)に数字が刻印されています。12時位置に刻印されているのは型番(型式番号)、一方6時位置に刻印されているのはシリアル番号となっています。基本的に全品に刻印がされており、偽物ではケース側面のシリアル刻印が無い場合もあります。よほど古い個体ともなると消えてしまっている場合もあります。

現行モデルはまた異なり、2008年から2010年の間に6時地のシリアルナンバーが段階的に廃止されていき、ベゼル内側(ダイヤル内部)側面にシリアルナンバーが刻印(ルーレット刻印)されるようになりました。

ケース6時位置のシリアルナンバー
左が1950年代のケース、右側が1990年代のケース。

ルーレット刻印のシリアルナンバー
現行モデル。左側が文字盤の外周側面に刻印が施されたルーレット刻印。右側写真のケース6時側にはシリアルナンバーはない。

盗難された場合の照合やプレミアモデルの特定に

シリアルナンバーの必要性については、前述のとおり個々の腕時計に刻印されているため、盗難にあった際は重要な手掛かりとなります。またギャランティー(保証書)にもシリアルナンバーが表記されており、刻印された番号がわからない場合でも確認することができます。ギャランティーによって、ご自分の時計かを証明することもできます。デイトジャストやサブマリーナ、refからはじまる番号を覚えていても無数にあるものなので、個体の特定にはつながりません。

さらに“ロレックスの買取”においては、特定のシリアルの腕時計がプレミア化している場合があります。例えば人気モデルのデイトナref.16520は、製造終了年 間際のシリアルであるA~品番、P~品番は個体数が少ないことから愛好家に人気が高く、プレミア化によって買取相場は高額となっています。これ以外にデザインにおいても、特定の製造年・シリアルで文字盤や夜光、外装に様々な違いが見られます。シリアルナンバーと時計の関係を知っておくことは、損をしない確実に高く売るための知識としても役立てることができます。

デイトナ16520最終品番

シリアル番号を意識しておくことで、価値の上がりそうなロレックスを購入したり、売却の際は知識の無い業者にロレックスを安く売ってしまわないよう予防することにも役立ちます。

デイトナ、シリアル別の保証書の有無による買取価格の変化

さて、前述いたしました人気のデイトナですが、最終品番など希少モデルの買取価格が高額であること以外に、シリアル(製造時期)と保証書の組み合わせ・有無などによっても買取価格に幅が出て参ります。以下にデイトナのシリアルと保証書の有無、組み合わせによる買取価格の幅をご紹介いたします。

1970年頃~1988年頃 品番:R番よりも前のシリアル

たとえば、デイトナ6263

デイトナ6263

保証書のタイプ

ロレックスの保証書70年から88年

保証書の種類にもよりますが、あるかどうかで数十万円~数百万円変わります!!

1988年頃~2000年頃 品番:R番~P番

たとえば、デイトナ16520

デイトナ16520

保証書のタイプ

ロレックスの保証書R番からP番

保証書の種類や年式にもよりますがあるかどうかで十万円~百万円近く変わります!!

2000年~現在 品番:P番~Z番

たとえば、デイトナ116520

デイトナ116520

保証書のタイプ

ロレックスの保証書P番からZ番

保証書の種類や年式にもよりますがあるかどうかで10万円~50万円近く変わります!!

Z番について
116520のZ番は保証書の仕様が、ちょうど切り替わる時期という事もあり、紙タイプのものと、カードタイプの物の2種類があります。この保証書の違いで数万円変わります!
またZ番~はお時計の淵にROLEXと刻印が入るか入らないかでもお値段が数万変わります!!

クラスプコードとは

ここまでシリアルナンバーのあれこれについて、ご紹介をしてきました。今回は触れていませんが、ロレックスはブレスレットにもクラスプコードと呼ばれる番号が振られており、シリアル同様におよその製造年を知ることができます。アンティークロレックスでは以下にオリジナルの状態かが買取価格を左右するため、ブレスの場合には、このクラスプコードによって本体と製造年代がずれていないかを確認する場合があります。クラスプコードについてはまた別の機会にご紹介したいと思います。

シリアルと年代を知ることは貴重なロレックスを知ることにもつながります。もし、ご自分のロレックスが貴重なシリアルの人気モデルで、売却を検討しているという場合には、ぜひ私ども時計買取専門店のアンティグランデにお申し付け下さい!

一方、長く使うロレックスを選ぶ際に、ご自分の誕生年と製造年を照らし合わせて時計を購入するという方もいらっしゃるようです。そんな粋なロレックス選びの際にも、こちらの表をご参考頂ければ幸いです。