ロレックス高騰の理由をアンティークから紐解く。

2018.05.30
ロレックス値上がりモデル

ロレックスの市場価格が値上がり

現在、中古市場におけるロレックスの買取価格や、実勢価格が値上がりを続け、その換金率の推移から目が離せない状態が続いています。

現行品はもちろんですが、特にアンティーク ロレックスの実勢価格、買取価格においては、ここ10年ほどで見ても数十万から数百万円と、異常な値上がりを見せるモデルもあり、売却にお持ちいただいたお客様も、「購入した金額の数倍になった」と驚かれる方は珍しくありません。

こうしたロレックスの人気・需要の高さの土台には、他社に先駆けて実用性の高い腕時計製造に力を入れてきたこととマーケティング戦略、そしてさらに加えて大きな値上がりの理由、きっかけが存在します。

目次

人気シリーズの値上がり火付け約となったアンティークロレックス

ロレックス高騰の要因となった映画

今回は、ロレックスの中でも過去に買取価格が大きく高騰をし、シリーズの火付け役となったアンティークロレックスと、その理由(きっかけ)についてご紹介いたします。
今後どのモデルが値上がりするのか予想をたてるためには、過去の動きを知ることも大切です。今お持ちの時計を売って、ロレックスに乗り換えたいという方。もしくはロレックスを売りたいが、将来まだ高騰するのでは?と売却の時期でお悩みの方のご参考となれば幸いです。

ロレックスの人気シリーズと値上がりの理由

もともとファンの多いロレックスですが、その人気を更に高めたエピソードが多く存在します。その中でも、現在も値上がりが著しい人気シリーズと、価格高騰に起因したエピソードをご紹介いたします。

デイトナ値上がりのエピソード

1963年、ロレックスはそれまでよりも、さらに完成度を高めたクロノグラフ「デイトナ」を発表。シリーズ名は24時間耐久カーレース、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイに由来する。

デイトナ ポールニューマン

デイトナとポールニューマン画像:phillips.com

人気俳優が愛用:1950年代から活躍したアメリカの人気俳優でレーサーでもあったポールニューマンが愛用。60年代後半、映画「レーサー(WINNING)」への出演をきっかけに妻から贈られたもので、同氏の着用はファンなどを通じてデイトナ人気の底上げにつながっていきました。このデイトナはデザインが特徴的なダイヤルをもち、後に「ポールニューマン」の愛称で親しまれるようになります。

デイトナ16520、手巻き

自動巻きのデイトナ16520と手巻きのデイトナ6265

手巻きモデルの終了:88年にエルプリメロ搭載の自動巻きデイトナ16520が登場。6263、6265などといった手巻きデイトナが生産終了となりました。これを期に過去のモデルにさかのぼって人気が過熱。市場からは手巻きデイトナが姿を消し、ファンに追い求められる存在となっていきました。その後のモデルチェンジでも似た現象が見られ、近年でも新作登場・旧モデルの製造終了によって、シリーズ全般で相場の高騰が繰り返されています。

値上がりの要因となったデイトナの象徴的モデル

  • アンティークロレックスデイトナref.6239 ref.6241 ポールニューマン
  • アンティークロレックスデイトナref.6263 ref.6265
  • デイトナ エルプリメロref.16520

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サブマリーナ値上がりのエピソード

1953年、ロレックスより登場し、防水ケース・回転ベゼル・自動巻機構をもち、現代のダイバーズ時計の規範となったとも言われるサブマリーナ。

サブマリーナ ボンドウォッチ

サブマリーナと007のジェームズボンド

映画での起用:世界的なスパイ映画「007」にて、初期の映画作品から主人公が着用する腕時計(通称ボンドウォッチ)としてロレックスのサブマリーナが多く登場しました。デイトナのポールニューマンダイヤル同様に、多くの映画ファンの存在によって、サブマリーナ人気の底上げにつながっていきます。

赤サブref.1680

赤サブ1680

アイコン的希少モデルの存在:1963年、サブマリーナに初のカレンダー機能を搭載した1680が登場。最初期の一部のモデルには、ダイヤルの「SUBMARINER」表記が赤い、通称「赤サブ」が存在。赤サブは流通量が少なく、ファンに追い求められる存在となっていきます。 更にこうしたレアポイントは、他のモデル・シリーズにも見られ、ロレックスの人気を支える要因となっています。赤サブはその中でも象徴的な存在であり、シリーズの人気を更に押し上げたモデルであるとも言えます。

値上がりの要因となったデイトナの象徴的モデル

  • アンティークロレックスのサブマリーナRef.6538 ジェームズ・ボンド
  • アンティークロレックスのサブマリーナref.1680 赤サブ

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GMTマスター値上がりのエピソード

1955年、パン・アメリカーナ国際航空からの要望をうけ、ロレックスより登場したパイロットウォッチ GMTマスター。スポーツモデルの中では高いクラスに位置づけられる。

GMTマスター赤青ベゼル(ペプシ)

GMTマスター歴代の赤青ベゼル(ペプシ)

赤青ベゼルの終了:2007年、シリーズの新作としてセラミックベゼルが特徴的な116710LNが登場。これをきっかけに旧モデルのRef.16710の生産が終了となります。116710LNの登場以降、しばらく赤青ベゼルの登場が途絶えたこともあり、過去のモデル全般にさかのぼって赤青ベゼルのGMTマスター人気が高騰していきました。2014年には待望の赤青のセラミックベゼルをもったref116719BLROが登場。さらに赤青ベゼルのGMTマスター全般で、買取り相場の高騰が続いています。

値上がりの要因となったデイトナの象徴的モデル

  • アンティークロレックスGMTマスターRef.16710 ペプシ
  • ロレックス GMTマスター2 116719BLRO

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エクスプローラー値上がりのエピソード(日本国内)

1953年、山岳探検家のエドモント・ヒラリーと、ロレックスのオイスターウォッチを携えたテンジン・ノルゲイがエベレスト登頂に成功。この偉業をたたえて、ロレックスより同年発表されたエクスプローラー1。

エクスプローラー 人気アイドル着用モデル

ラブジェネレーションにて木村さん着用のエクスプローラー

日本人の人気アイドルが着用:もともと人気の高かったエクスプローラーですが、97年、ドラマ「ラブジェネレーション」にて木村拓哉さんが着用。一時期、国内でのエクスプローラー人気が過熱しました。

値上がりの要因となったデイトナの象徴的モデル

  • ロレックス エクスプローラーⅠ 14270

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値上がりするロレックスの特徴は

いかがでしたでしょうか これらは一部で、ほかにも値上がりの要因となった様々なエピソードが存在します。

共通している点は、スポーツモデルの人気が過熱しやすいこと。また有名人が愛用したことや、映画での起用、レアポイントの存在。更にそういったモデルの生産終了。これらによって実勢価格、買取相場が大幅に値上がりする場合が多々あります。

お持ちのロレックスはいかがでしょうか?もしかすると人気で、価値の高いモデルとなっているかもしれません。

もし買い替えやご売却をご検討でしたら、ぜひ一度、私どもアンティグランデにご相談ください。 お問合せお待ちいたしております!